テーマ展「竹喬美術館ゆかりの画家たち」
令和7年2月22日(土曜日)~令和7年9月7日(日曜日)
第一期 近代日本画の黎明 明治への彩り
2月22日(土)~4月6日(日)
第二期 大正・昭和 画壇の諸相
4月26日(土)~6月22日(日)
第三期 現代・当代の画家たち
7月12日(土)~9月7日(日)
笠岡市立竹喬美術館はでは昭和57(1982)年10月に開館して以降、小野竹喬を中心に、竹喬芸術を多角的に捉えるという観点から、国画創作協会の画家、また笠岡に縁のある画家などの展覧会を開催しています。さらに、当館が評価すべきと判断した現代作家も展覧会の対象としてきました。このような展示方針の結果として、展覧会開催を通して、作家本人や、ご遺族から数多くの貴重な作品が当館に寄贈されるに至っています。そこで、本展覧会では、40年以上におよぶ当館の歴史を振り返るとともに、三期にわたって当館所蔵作品を中心とした展覧会を開催します。
第一期では、竹喬の師である竹内栖鳳らの世代、また、笠岡出身で大阪を活躍の中心とした上島鳳山などにも焦点を当てることで、竹喬以前の日本画家をご紹介します。
第二期では、竹喬と同時代の画家を中心に、京都画壇と東京画壇、国展作家と院展作家などの対比から作家の個性を考えます。また、画壇と距離をおいた文人画系の画家についても作家同士の交流を交えながらご紹介します。
第三期では、岩倉壽や林正明、金谷朱尾子といった現代の日本画家の作品や、現在活躍中の池田清明、藤川汎正といった当代作家の作品をご紹介します。
上島鳳山《緑陰美人遊興之図》 明治42(1909)年 174.5×85.2cm (第一期に展示)
吹田草牧《梅雨霽》)(部分) 昭和7(1932)年 125.0×174.6cm (第二期に展示)
池田清明《パリージョを持つ踊子》 平成24(2012)年 162.0×130.3cm 第74回一水会展 (第三期に展示)
開館時間
9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日
毎週月曜日、各期の展示替期間中(4月7日(月)~25日(金)、6月23日)月)~7月11日(金))は休館
(ただし2月24日(月・祝)、5月5日(月・祝)、7月22日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館し、2月25日(火曜日)、5月7日(水曜日)、7月22日(火曜日)、8月12日(火曜日)は休館します)
入館料
・入館料=一般500(400)円 ※( )内は団体20名以上
・高校生以下無料 (学生証をご提示ください)
・65歳以上無料 (年齢のわかるものを必ずご提示ください、ご提示いただけない場合は入館料をお支払いいただきます。)
関連行事 ※詳細のお問合せは美術館まで(0865-63-3967)
●ギャラリートーク(展示室内、申込不要)
第一期展示 2月22日(土曜日)、3月23日(日曜日)
第二期展示 4月26日(土曜日)、6月8日(日曜日)
第三期展示 7月26日(土曜日)、8月23日(土曜日)
いずれも13時30分~14時30分