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竹喬美術館平成26年度展覧会 菊池契月展

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《特別展》没後60年 菊池契月展

平成27(2015)年1月31日(土曜日)~3月15日(日曜日) ※2月17日より後期展示

出品目録 [PDFファイル/193KB]

契月展ちらし

契月展ちらし裏面 [PDFファイル/587KB]

笠岡市立竹喬美術館では、小野竹喬に関連する日本画の紹介につとめていますが、本年は、日本画家・菊池契月(けいげつ、1879-1955)の特別展を開催します。

明治12(1879)年、現在の長野県中野市に生まれた契月は、郷里で南画を学んだのち、17歳で京都に移り菊池芳文に師事します。その翌年から新古美術品展等で入選を重ね、やがて芳文の養嗣子となり、明治40(1907)年に創設された文部省美術展覧会でもたびたび受賞して、大正5(1916)年には永久無鑑査となる推薦に選ばれます。

やがて、京都市立美術工芸学校や京都市立絵画専門学校で指導にあたり、また文展の審査委員もつとめながら、大正11(1922)年に欧州視察に派遣されると、画学生のような熱心さで西洋絵画を訪ね歩きます。帰国後は日本の古典絵画を改めて研究し、日本画ならではの表現を模索する中で、洗練された描線、端正で涼やかな人物表現が作品の大きな特徴となっていきました。

自らの制作の一方で、主宰した菊池塾と京都画壇を率いる重責を果たした契月が昭和30(1955)年76歳で亡くなると、京都市美術館で市民葬が行われました。契月も小野竹喬も、京都の画家として生きながら、その作風には故郷の風土が影響していると言われます。さらに、渡欧を制作の転機とした点でも共通します。

平成27(2015)年は契月が亡くなって60年目にあたります。66点の作品と11点の素描を通して契月の探求のあとをたどり、その作品の持つ美しさを楽しんでいただけましたら幸いです。

開館時間

 9時30分~17時(入館は16時30分まで)

休館日

毎週月曜および祝日の翌日にあたる2月12日

入館料

一般800(650)円
高校生500(350)円
市外小中学生300(150)円
( )内は団体20名以上

※笠岡市内の小中学生及び笠岡市内の65歳以上は入館無料。それぞれ、お住まいと年齢のわかるもの、笠岡っ子無料パスを提示してください。

※前売は一般個人のみ700円
前売券販売所(笠岡市内)笠岡市立図書館、中央公民館、笠岡市民会館(事務所)、市民課、カブトガニ博物館 (笠岡市外)井原市立田中美術館、華鴒大塚美術館、やかげ郷土美術館、倉敷市立美術館

関連行事

●講演会

 「菊池契月の芸術」
  講師:渡辺美保氏(長野県信濃美術館学芸員)
 2月1日(日曜日) 13時30分~15時
 美術館視聴覚室にて
  聴講無料(入館料が必要)
  要申込

●学芸員によるギャラリートーク

 2月15日(日曜日)・28日(土曜日)
 いずれも13時30分~14時30分 聴講無料(入館料が必要) 申し込み不要

●ワークショップ

(1)日本画体験:色を楽しむ(3回連続) 瀬納匡美氏(日本画家)
  2月7日(土曜日)・8日(日曜日)・11日(水曜日) 各日13時30分~15時30分
  美術館視聴覚室にて
   参加費1,500円(3回分の入館料を含む)
  ※本講座は定員に達しましたので募集を終了しました。

(2)お話と体験:線で描く、墨で描く 森山知己氏(日本画家)
  3月8日(日曜日) 13時30分~15時
   美術館視聴覚室にて
  参加費500円(入館料が必要)
  要申込(定員になり次第締切)

助成

財団法人 自治総合センター

その他

契月展全出品作品を掲載した展覧会図録を販売します(税込1500円)

あわせて竹喬作品約25点もご覧いただけます。

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