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竹喬美術館平成26年度展覧会 竹内栖鳳の系譜

ページID:0003175

竹内栖鳳の系譜

平成27年3月21日(土曜日/祝日)~5月17日(日曜日)

竹内栖鳳の系譜展ちらし

竹内栖鳳の系譜展ちらし裏面 [PDFファイル/27.79MB]

このたび笠岡市立竹喬美術館では、京都画壇の巨匠・竹内栖鳳(せいほう:1864-1942)の系譜をたどる展覧会を開催します。栖鳳の画塾・竹杖会(ちくじょうかい)に集った、土田麦僊(ばくせん)、小野竹喬(ちっきょう)、金島桂華(かなしまけいか)などの作品を中心として、栖鳳から継承した伝統と革新が交錯するその足跡を検証しようとする試みです。

明治期の四条派の領袖であった幸野楳嶺(こうのばいれい)のもとには、竹内栖鳳をはじめ菊池芳文(ほうぶん)、谷口香嶠(こうきょう)、都路華香(つじかこう)のいわゆる四天王が揃いました。彼らは個々の素質を活かしながら、四条派の基本にある写生を得意なテーマの中で展開していきます。

この中で栖鳳は、近世以前の諸流派を摂取統合するとともに、渡欧を経て西欧絵画の写実表現をも受容して、従来にない日本画の可能性を模索します。この伝統と革新のせめぎあいを自らに課す姿勢は、画塾に集った若き画家たちに強い感化を与え、個性を尊重した自由な創造をもたらしていきます。

栖鳳の系譜は、画風の継承にあるのではなく、伝統にこだわらない革新的な制作姿勢にあるといえます。今回の企画は、このような栖鳳の師としてのあり方を、楳嶺同門の画家と栖鳳塾につながる画家の作品によって、紹介しようとするものです。没して70余年を経た今日においても、栖鳳の存在は強く輝いています。この展覧会により、師としてまた教育者としての栖鳳の姿が浮かび上がれば幸いです。

開館時間

 9時30分~17時(入館は16時30分まで)

休館日

毎週月曜日(ただし5月4日は開館し、5月7日は休館)

入館料

一般500円(400)
高校生300円(200)
市外小中学生150円(90)
( )内は団体20名以上
※65歳以上の方・笠岡市内の小中学生は入館無料。年齢のわかるもの、笠岡っ子無料パスを提示してください。

関連行事

・講演会「栖鳳芸術はいかに伝承展開されたか」 講師:上薗四郎(当館館長)
 4月5日(日曜日) 13時30分~15時
 竹喬美術館視聴覚室にて
 聴講無料(入館料が必要)、要申込(電話0865-63-3967)

・虚心忌 竹喬命日にその業績をしのびます。
 講演会「奥の細道句抄絵について」 講師:島田康寛氏(美術評論家)
 5月10日(日曜日) 10時30分~12時
 聴講無料(入館料が必要)、要申込(電話0865-63-3967)

・ギャラリートーク
 3月21日(土曜日)、4月26日(日曜日) 13時30分~14時30分
 竹喬美術館展示室にて
 聴講無料(入館料が必要)、予約不要

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