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《特別陳列》賛嘆 日本画家の素描

令和2年5月16日(土曜日)~8月10日(月曜日・祝日) 
    前期:5月16日(土曜日)~6月28日(日曜日)
    後期:6月30日(火曜日)~8月10(月・祝)
        会期中に一部で展示替えをします。

 素描(スケッチ)はおおよそ二つに別けられます。一つは、当初から展覧会等に出品する本画制作を目的として描いた素描。もう一つは、日常生活の中で、画家が興味や関心を持ったものを描いた素描です。小野竹喬が、「スケッチは作家其人が面白いと感じた所を、正直に写しとるのでなければ、活きたスケッチとはならないのである」と語るように、多くの素描には画家の素直な気持ちが表れています。

 画家に限らず芸術に携わる者は、日々の身辺で目にする素朴な自然の息づかい、また到来する季節の花や果物など、新      鮮なその表情をすぐに心に止めたいという衝動にかられます。

 本展覧会では、画家がどのような眼差しで対象に面白みを感じ、スケッチしたのかを、当館が所蔵する作品を中心に、小野竹喬(1889~1979)、土田麦僊(1887~1936)、山口華楊(1899~1984)、岩倉壽(1936~2018)などの日本画家の素描、約80点により紹介します。素描から完成作(本画)に到る道は、画家にとってなかなかに厳しいものです。対象との出会いの喜び、そしてスケッチの楽しさ、その素直な心持ちを賛嘆してください。

 

おいらせのけいりゅう  小野竹喬《奥入瀬の渓流3》 1952年

 

開館時間

 9時30分~17時(入館は16時30分まで) 

 

休館日

毎週月曜日(8月10日(月・祝)は開館します。)

 

入館料

・ 一般500円(400) ( )内は団体20名以上

・ 高校生以下は無料 (学生証を提示してください)

 ※65歳以上は無料(年齢のわかるものを提示してください)

 

関連行事 ※詳細のお問合せは美術館まで(0865-63-3967)

● 学芸員によるギャラリートーク ※申込不要

  日時:6月21(日曜日)、7月5日(日曜日)、7月19日(日曜日)、8月10日(日曜日・祝日)13時30分~14時30分

  場所:竹喬美術館

<外部リンク>

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