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竹喬美術館平成26年度展覧会 新発見、再発見の竹喬

《特別展》 新発見、再発見の竹喬

平成26年5月31日(土曜日)~7月21日(月曜日・祝日)

新発見、再発見の竹喬展 ちらしの画像

このたび笠岡市立竹喬美術館では、近年に新たに発見された小野竹喬の作品と、長らく所在が不明であった竹喬作品を集めた特別展を開催します。

小野竹喬は、14歳から日本画を描き始め、89歳で亡くなるまで制作を続けました。この75年間の制作の日々は、必ずしも順風満帆ではなく、自らの創作上の行き詰まりや健康の不調、また家族や社会など身辺の変化により、中断を余儀なくされることも多かったと推測されます。そして何よりも、1941年より確認される作品の描き替え(鑑定などで持ち込まれた作品のうち不本意な旧作を破棄して、新たに制作して渡す作業)に大きな労力を注いでおり、竹喬の後半生は自らを厳しく律する過酷な日々でした。

竹喬美術館は、1982年の開館以来、竹喬の生誕記念展を10年ごとに開催し、この企画のたびに、新出の竹喬作品を紹介することに努めてきました。2009年から翌年にかけて開催した生誕120年の記念展は大きな反響を呼び、これを契機に従来知られていなかった、もしくは永く行方が不明であった作品に関する情報が竹喬美術館に寄せられました。

このたびの特別展は、生誕120年展以後のいわば新発見、再発見の竹喬作品をご紹介しようとするものです。これらの作品の中には、あるいは竹喬にとって不本意な作品も含まれているかもしれませんが、その時々に真摯に制作に取り組んだ姿を垣間見ることができます。また、これまでの竹喬芸術の理解に新たな要素を加える作品も含まれています。約70点の作品により、竹喬芸術の多様な展開をお楽しみいただければ幸いです。

開館時間

 9時30分~17時(入館は16時30分まで)

休館日

毎週月曜日(ただし7月21日は開館)

入館料

一般800(650)円

高校生500(350)円

市外小中学生300(150)円

( )内は団体20名以上

※笠岡市内の小中学生及び笠岡市内の65歳以上は入館無料それぞれ、お住まいと年齢のわかるもの、笠岡っ子無料パスを提示してください。

前売は一般個人のみ700円

※前売券販売所(笠岡市内)笠岡市立図書館、中央公民館、笠岡市民会館、市民課、カブトガニ博物館 (笠岡市外)井原市立田中美術館、華鴒大塚美術館、やかげ郷土美術館、倉敷市立美術館

関連行事

●講演会「汲めども尽きぬ魅力―竹喬の新出作品をめぐって」

上薗四郎(本館館長)

6月1日(日曜日) 13時30分~15時

笠岡市立竹喬美術館視聴覚室 聴講料無料(ただし入館料が必要)

※お申し込みが必要です。(電話0865-63-3967)

●学芸員によるギャラリートーク

6月15日(日曜日)・29日(日曜日)、7月13日(日曜日) 13時30分~14時30分

助成

芸術文化振興基金
<外部リンク>

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