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竹喬美術館平成25年度展覧会 明清の絵画-山岡コレクション

明清の絵画-山岡コレクション 展

明清の絵画展覧会ちらし

平成25年10月12日(土曜日)~12月8日(日曜日)

このたび竹喬美術館では、広島県府中市出身の美術史家山岡泰造氏(関西大学名誉教授)が蒐集した中国の明清時代の絵画をご紹介します。山岡コレクションの公開は平成22年の「現代の中国絵画」展に続くものです。山岡氏のコレクションは、明代(1368-1662年)から清代(1644-1911年)の500年にわたる絵画を体系的に蒐集したものではありません。狩野派など室町絵画の研究のかたわら、私淑した橋本末吉氏の明清絵画コレクションを勉強する中で、遺例の少ない秀作を拾い上げるかたちで集めたものです。また、明清といえば、萬暦年間(1573-1615年)から康熙年間(1662-1722年)にかけての明末清初の絵画が注目され、呉派文人画から董其昌、四王呉うんへつながる正統派、混沌とした世相を反映する奇想的絵画、複雑な内面を描いた遺民絵画、経済力の発展を背景とする江南諸都市の会派など、多様で個性に満ちた時代があります。山岡氏は、この中において、都市経済の目まぐるしい進展によって勃興してきた各地の画家に注目して、従来の北宗画(職業画家系)と南宗画(文人画系)という二大潮流にとらわれず、いわば明清のダイナミックな時代潮流における画家の活動を、地理と経済の二点を重要要素として考慮し、蒐集したように思えます。今回の展覧会では、山岡コレクションのうち、京都国立博物館と黒川古文化研究所に寄託している作品を中心に、約60点の明清絵画を展示します。知られざる逸品が一堂に会するこの機会に、明清絵画の多彩な魅力を味わっていただければ幸いです。

開館時間

 9時30分~17時(入館は16時30分まで)

休館日

毎週月曜日(ただし、祝日にあたる10月14日、11月4日は開館し、翌日休館)

入館料

一般500円(400)
高校生300円(200)
市外小中学生150円(90)
( )内は団体20名以上
※65歳以上の方・笠岡市内の小中学生は入館無料。年齢のわかるもの、笠岡っ子無料パスを提示してください。

関連行事

○講演会「明清画との出会いと私のコレクション」 山岡泰造氏(美術史家)

10月13日(日曜日) 13時30分~15時00分 笠岡市立竹喬美術館視聴覚室

聴講無料(入館料が必要) 要申込(電話0865-63-3967)

○学芸員によるギャラリートーク

10月20日(日曜日)、11月9日(土曜日)、12月1日(日曜日) 13時30分~14時30分

聴講無料(入館料が必要) 申込不要

○お茶会 笠岡茶道連盟主催

11月23日(土曜日) 10時00分~16時00分 茶席券300円(改めて入館料が必要)

 

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