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《特別陳列》女を描く -美醜を超えて-

 令和元年11月30日(土曜日)~令和2年1月19日(日曜日)

多彩な女性表現 心の戦ぎ

 絵画表現の主題として「美人画」があります。この言葉を冠した展覧会からは麗しき女性の姿を描いた作品群がイメージされます。またこの主題のうちには、歌舞伎などに題材を得た女形(おやま)の姿を美人に見立てている場合もあり、多様な女性表現が内包されています。男女を問わず人物画の魅力は、単に端正な容姿の美しさにあるのではなく、心の内にあるさまざまな戦ぎ、いわば人生が表出していることにあります。とくに女性表現においては、ときに哀愁を、またときに官能性を、さらにはおどろおどろしい毒気を帯びることもあります。心地良さを超え、正対できないほどの激しい心の動きがその全姿に生々しく表現されている作品もあります。

 この容貌と精神の美醜を超えた女性表現は、女性の画家が多く生み出しているように思えます。このたびの企画展では、上村松園、島成園、木谷千種、和気春光、村田織江、金谷朱尾子などが描いた「女」を中心に、鏑木清方、大林千萬樹、粥川伸二、岡本神草、上島鳳山などの作品を交えた約70点により、多彩な女性表現をご紹介します。心の戦ぎを発見していただければ幸いです。

 

粥川伸二《娘》 粥川伸二 《娘》

 

開館時間

 9時30分~17時(入館は16時30分まで) 

 

休館日

毎週月曜日(ただし1月13日は開館、1月14日は休館)、年末年始(12月29日~1月3日)

 

入館料

・ 一般500円(400) ( )内は団体20名以上

・ 高校生以下は無料 (学生証を提示してください)

※65歳以上は無料(年齢のわかるものを提示してください)

 

関連行事 ※詳細のお問合せは美術館まで(0865-63-3967)

講座を聴講希望の方は美術館までお電話でお申し込み下さい。

(0865-63-3967)

● 講座「〈女〉を描くとは」 ※要申込み

  講師:上薗四郎(当館館長)

  日時:1月12日(日曜日)13:30~15:00

  場所:竹喬美術館視聴覚室

学芸員によるギャラリートーク(申込不要)
  11月30日(土曜日)、1月4日(土曜日) 各日13時30分~14時30分

 

新春イベント ※事前申込み不要

●「お正月ミュージアムグッズ福引」(申込不要)

  日時:1月4日(土曜日) 9:30~16:30

●「干支ペーパークラフト・チャレンジ教室」

  日時:1月4日(土曜日)~13日(月曜日・祝日) 各日 9:30~16:00

  参加費:入館料と別途100円

  対象:小学生以上

 

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