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開館40周年記念 移ろふ自然 小野竹喬

令和4年9月10日(土曜日)~令和4年12月18日(日曜日) 

前期:9月10日(土曜日)~10月30日(日曜日) 後期:11月1日(火曜日)~12月18日(日曜日)

会期中、作品の一部展示替えがあります。

笠岡市立竹喬美術館は、岡山県笠岡市出身の日本画家、小野竹喬(1889-1979)の偉大な業績を称え、その功績を後世に永く伝承させる目的で、昭和57(1982)年10月に開館しました。開館当初は、18点の竹喬作品でスタートしましたが、開館40周年を迎える令和4(2022)年3月末には、竹喬作品1708点(素描等含む)を所蔵するまでになりました。

小野竹喬は、14歳から89歳で亡くなるまで、日本の四季折々の美しい自然風景を描き続けました。素直な眼差しで自然へ心通わせた竹喬の風景画には、一見、絵にはならないような、さりげない自然の表情や息遣いさえも感じられます。特に、季節の変わり目、あるいは一日のうちの一瞬の自然の“移ろい”を見出すことを得意とし、それを穏やかな表現で作品に表しました。竹喬自身、日本の風土と題したエッセイの中で、「風景の中にある香りのようなもの、それを捉えるにはさりげない目立たないものでも、一向差支はないようである。…自然はいつでも、ほぼ同じ姿、同じ移ろいで、私達の前であるものであろうが、作者の側で云えば、千差万別のものとなる。」(〈特集・日本の自然〉日本の風土『三彩』268 昭和46年1月)と語っています。

この展覧会では、開館以来収集した竹喬作品(寄託品を含む)を通して、竹喬が歩んだ画業を改めて見つめ直し、自然とともに歩み続けた竹喬芸術の魅力をご紹介します。竹喬の繊細な感性によって織りなされた四季折々の“移ろふ自然”をお楽しみいただければ幸いです。

がぞう

小野竹喬《野辺》 昭和42(1967)年

 

開館時間

 9時30分~17時(入館は16時30分まで) 

休館日

毎週月曜日 
ただし、9月19日(月曜日)は開館、翌20日(火曜日)は休館、10月10日(月曜日)は開館、翌11日(火曜日)は休館

入館料

・ 一般500円(400) ( )内は団体20名以上

・ 高校生以下は無料 (学生証をご提示ください)

 ※笠岡市民は無料。笠岡市外の65歳以上は無料(年齢のわかるものをご提示ください)

関連行事 ※詳細のお問合せは美術館まで(0865-63-3967)

■講座 要予約

「小野竹喬の画業と自然」

10月23日(日曜日) 13時30分~15時00分 竹喬美術館視聴覚室

講師:田邉咲智(当館学芸員) 

 

■子ども美術館! 要予約

「親子で楽しむギャラリートーク!対話型鑑賞会」 

10月9日(日曜日) 13時30分~14時30分 竹喬美術館展示室 視聴覚室

対象:小学生から一般(家族単位での参加大歓迎。大人一人でも参加できます。)
 

家族単位のグループで学芸員とおしゃべりしながら、竹喬さんの作品を楽しく鑑賞します。

 

■特別ギャラリートーク 予約不要

「友の会会員が語る竹喬作品の魅力」

11月6日(日曜日) 13時30分~14時30分  竹喬美術館展示室

 

■ギャラリートーク 予約不要

9月23日(金曜日・祝)、12月4日(日曜日)

各日13時30分~14時30分

 

■おしゃべりフリートークデー!

10月9日(日曜日)、11月20日(日曜日) 各日13時~

展示室でお話ししながらご鑑賞いただけるフリートークデーとして開館いたします。
 

■竹喬祭無料開館日 11月20日(日曜日)

竹喬美術館では、毎年竹喬の誕生日11月20日に近い日曜日を誕生祭として無料開館日としています。


~関連行事~
・9時30分~ 笠岡高校「小野竹喬広め隊!」モザイクアートお披露目会
・10時~ お茶会

 

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予定を中止、変更とする場合があります。

ご来館前に当館ホームページなどで最新の情報をご確認ください。

 

 

<外部リンク>

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