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恐竜公園とは

印刷用ページを表示する更新日:2011年3月1日更新 <外部リンク>

恐竜公園とは

本格的な恐竜公園としては、国内では初めてのものです。公園内の恐竜はヨーロッパからアジアにかけて繁栄した化石カブトガニの時代を表わし、さらに当時の地球環境を知るうえでの資料として展示されたものです。

各個の恐竜については、遊具的なものではなく、すべて学術監修を受けて製作されています。そのため皮膚のシワや筋肉の付き方などにいたるまで精密に再現されており、精度的に見ても世界に誇れる仕上がりとなっています。

恐竜を製作するにあたっては、国内では第一人者である東京大学名誉教授の濱田隆士博士を中心に、コロラド大学のロバート・T・バッカー博士、カルフォルニア大学のジョージ・L・キャリソン博士の3名によって検討され、作られたものです。現在、実物大の恐竜が 7種8体展示されていますが、これらは、いままでの図鑑に見られた復元図と大きな違いを見せています。特に恐竜の姿勢については、温血動物説と冷血動物説の2つの大きな流れがある中で、恐竜は非常に活発に活動していたとされる高温型変温動物説に則って、躍動感にあふれたポーズをとらせています。

また、恐竜の体色については、化石には色素が残らないことから、どのような体色であったのかは、まったく不明となっています。しかし、公園内の恐竜は、温血動物説によるポーズをとらせていることから、現在の哺乳類と比較して検討することができます。つまり同じ様な生活をしていれば、自ずと色も似てくるという考え方です。例えばディプロドクスは、キリンのような模様、アパトサウルスはアンテロープ、イグアノドンはトムソンガゼルに似た体色となっています。

さあ!恐竜公園の恐竜たち を見てみよう!