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カブトガニに海そうめんをあげてみました

印刷用ページを表示する更新日:2016年9月2日更新 <外部リンク>

カブトガニに海そうめんをあげてみました

海そうめん

いきなりですが「海そうめん」ってご存知ですか?

地方によっては、あるベニモズク科の海藻を「海ぞうめん」と呼んで食べるそうですが、このオレンジ色の海そうめんは別物です。

アメフラシの卵を海そうめんと呼びます。

けっこうな弾力があり、手にとって揺らすとプルプルします。

ちなみに正確にいうと、上の写真の海そうめんはフレリトゲアメフラシの卵塊です。

知らない方のために...

↓そのフレリトゲアメフラシ↓
フレリトゲアメフラシ

青色のスポットがチャームポイントのキモかわいいアメフラシです。

意外とツルツルしていてさわり心地は最高です☆

さて、実はアメフラシは大きく分けると貝の仲間になります。
(「軟体動物」というくくりでは、イカやタコも貝の仲間になります)

カブトガニはあまり好き嫌いなく何でも食べる生き物ですが、アサリやイカなどの軟体動物が大好きです!

ということは、その卵も食べるのでは!?

本題に入ります

つまり、カブトガニが海そうめんを食べるのではないか?

という疑問があったので、実際にやってみました。

しかし、飼育室で飼育している日本のカブトガニにやろうとすると...

カブニくん

と、嫌な顔をされましたので、今回は食欲旺盛なアメリカカブトガニに食べてもらうことにしました。

とりあえず、水槽に入れてみると...

↓「何かあるぞ」と近寄って↓
1

↓とりあえず食べてみる↓
2

↓No good↓
3

おいしくなかったのか、吐き出して後方に押し出してしまいました。

リベンジ!

他の個体なら食べてくれるかもしれない!

また、どのように食べて吐き出したのかも気になります。
(ほんとうに食べていたのか?)

なんせカブトガニは口は腹側にあるので、普通に観察しても食べている様子を見ることができません。

そこで、水槽の下からのぞいて見てみました。

↓一応、口に一度運んでから吐き出しています↓
やはりお口に合わない様子...

ちゃんと一度食べてみて、食べられるか食べられないかを判断しているようです。

ということは、カブトガニは海そうめんを食べないようです。

何でも食べるイメージがあっただけに残念ですが、アメフラシたちにとっては朗報ですね。

カブニくん