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友好握手都市

印刷用ページを表示する更新日:2022年7月11日更新 <外部リンク>

友好握手都市<コタバル市(マレーシア)/モービィロンガコミューン(スウェーデン)>

友好握手都市締結式

1999年10月21日、笠岡の地に、コタバル市、モービィロンガコミューン、笠岡市の3都市が集い、互いの友好と平和を祈念して友好握手都市を宣言しました。

この友好握手都市を結ぶきっかけは、エレクトロニクス産業で時代をリードする「ローム・ワコー株式会社」と、グループホームなどで認知症の高齢者に対し先進的な取り組みを行っている「きのこエスポアール病院」を通して産業と福祉分野で交流が始まったのがきっかけです。

コタバル市地図

コタバル市はマレーシアの北東部に位置し、タイとの国境に面した都市です。また、ケランタン州の州都でもあるコタバル市は、人口が約50万人。面積は394平方キロメートルです。ケランタン川の東に開けた市街にはマレー文化を伝える多くの博物館や美術館があり、マレーシアを代表する文化都市です。

モービィロンガコミューン地図

モービィロンガコミューンはスウェーデンの南に位置し、バルト海に浮かぶエーランド島の海辺に面した都市です。人口は約1万4000人で面積は667平方キロメートル。スウェーデンの保養地として有名な一面と、自治体の中でも早くからグループホーム「ヴィラビクトリア」を運営し、認知症ケアの発祥地としての一面を併せ持っています。そのため、多くの日本人がモービィロンガコミューンを訪れ、認知症ケアの研修に励んでいます。
また、毎年、国内で認知症ケアに熱心に取り組んでいる人を表彰するクロッカルゴーデン誕生の地としても有名です。

5周年記念式典

また、2004年10月22日に友好握手都市締結5周年記念式典を開催し、友好をより一層深めました。

 

笠岡市友好握手都市締結20周年記念事業について

コタバル市との交流事業を実施しました

令和元(2019)年度マレーシア・コタバル市との友好握手都市締結20周年を記念し,次の記念事業を実施しました。各事業とも多くの市民,団体,企業,学校等の皆さんの御協力・御支援を賜り,無事予定どおり完了することができました。関係者の皆さんには厚く御礼申し上げます。20周年記念事業で行った主な取組みを紹介します。

マレーシア・コタバル市友好親善訪問事業

(1)事業実施期間:令和元年7月3日~8日

(2)訪問団人数:58名

(訪問団長:小林嘉文笠岡市長

副団長:大月隆司笠岡市議会副議長)

(3)主な事業内容

(1)ジャパンフェスティバル(コタバル市,ローム・ワコー・エレクトロニクス・マレーシア社主催)への参加,出店等(笠岡市,岡山龍谷高等学校がそれぞれ参加)

マレーシア・コタバル市友好親善訪問事業(1)

(2)日本庭園オープニングセレモニーへの出席

マレーシア・コタバル市友好親善訪問事業(2)

(3)コタバル市との交流(コタバル市長表敬訪問)

マレーシア・コタバル市友好親善訪問事業(3)

マレーシア・コタバル市友好親善訪問団受入事業

(1)事業実施期間:令和元年10月16日~21日

(2)訪問団人数:45名(Mohd Amar Bin Abdullahケランタン州副知事,Izani Bin Hussinケランタン州地方自治大臣,Tuan Zainal Abidin Bin Tuan Yusufコタバル市長等)

(3)主な事業内容

(1)岡山龍谷高等学校訪問(日本文化体験,授業視察)

マレーシア・コタバル市友好親善訪問団受入事業(1)

(2)笠岡西中学校訪問(英語授業体験,給食交流,掃除教育説明)

(2)笠岡西中学校訪問(英語授業体験,給食交流,掃除教育説明)

(3)友好握手都市締結20周年記念式典

(3)友好握手都市締結20周年記念式典

(4)U-15サッカー親善友好試合

(4)U-15サッカー親善友好試合

(5)カブトガニ博物館視察(市内中・高校生による英語通訳ボランティア)

(5)カブトガニ博物館視察(市内中・高校生による英語通訳ボランティア)

東方政策40周年事業について

友好握手都市訪問事業

(1)事業実施期間:令和4年5月31日~令和4年6月6日

(2)訪問団人数:7名

(3)主な事業内容

コタバル市主催のジャパンフェスティバルへ参加し,笠岡市は「笠岡ラーメン」ブースを出店した。また,笠岡市の海外用Pr動画も会場の大スクリーンで放映した。

ブース出店にあたっては,現地の方の協力のもと,コタバル市でハラル食材や調理器具を調達するところからスタートし,会場の準備などもコタバル市職員と密に連携して行うなど,笠岡市のPrのみならず,友好握手都市間の人材交流に大きく貢献した。

・来賓一同

来賓一同

・大盛況の笠岡ラーメンブース

笠岡ラーメンブース

・コタバル市伝統芸能の披露

影絵

 

自治体職員協力交流事業

(1)事業実施期間:令和4年9月30日~令和5年3月10日

(2)研修員:モハマド イクラム ハフィズ ビン モハマド ルセリ

   出身国:マレーシア国コタバル市(コタバル市役所職員)

   研修分野:一般行政

(3)主な研修内容

・上下水道管の敷設,耐震化工事の現場視察,整備計画や工法・予算等のマネジメント実務,雨水ポンプ場・下水道終末処理場での処理フロー

・特定行政庁における開発申請業務

・道路維持管理業務や河川改修等建設担当部署におけるインフラ新設,改修,維持補修業務

・財政部局による笠岡市の予算編成フロー,入札業務

・市内各学校訪問

・国際交流協会主催の語学講座への参加(生徒,講師として)や公民館での出前講座の参加による市民との交流

・ゴミ焼却焼却場,リサイクルプラザにおけるゴミ処理業務

 

井笠広域一般廃棄物埋め立て処理場にて

コタバル市ではゴミのリサイクルが進んでいないため,日本の技術を学ぶ

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下水道のマンホール耐震工事の現場では実際に作業を行う

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公民館での講座にも参加し,マレーシアやコタバル市を紹介

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今後について

今後も,両市の友好関係を継続していきたいと考えております。

引き続き,市民の皆さんの御理解と御協力をよろしくお願いいたします。