市長からのメッセージ
市長からのメッセージ
皆さん こんにちは。
笠岡市長の小林嘉文です。
笠岡市では、近年の複雑多様化する消費者問題に対応するため「笠岡市消費生活センター」を平成22年に開設いたしました。消費者行政活性化基金等を活用しながら、消費者被害を未然に防ぐため、専門の消費生活相談員がご相談に応じています。
令和4年度の消費生活相談では、60歳代、70歳代の方からの相談が全体の40%以上を占めており、シニア世代のネットショッピングやTVショッピングの定期購入トラブルが急増しました。また、「ネットで買った商品がお金を振り込んだのに届かない。」という相談は20代から60代までの幅広い世代で見られ、通信販売に関する相談が全体の70%を超えます。
啓発活動としましては,令和4年4月からの成年年齢の引き下げを受けて、市内の高校3年生を対象とした授業を実施し、ネットリテラシーや若者の消費者被害防止について、ネット時代に生きる世代への注意喚起を行いました。
今後とも、消費者被害を防ぐための相談体制や啓発活動を継続し、持続的に関係団体と情報共有を図っていくことで、市民の皆様が安全安心に暮らせるまちづくりに全力で取り組んでまいります。
市民の皆様におかれましては、日頃から消費者情報に耳を傾けていただき、もし消費生活に関してお困りの際は、一人で悩まず、お気軽に消費生活センターへご相談ください。
令和5年3月
笠岡市長 小 林 嘉 文