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緑のカーテン作りに挑戦してみませんか。

印刷用ページを表示する更新日:2023年5月2日更新 <外部リンク>

■始めよう!緑のカーテン!!

 笠岡市では,身近にできる地球温暖化対策の一つとして,緑のカーテンの普及促進を行っています。

市民課前    

 

 

 地球温暖化の原因となっている二酸化炭素を光合成により吸収したり,大気汚染物質を浄化する力を持つだけではなく,節電や省エネに有効で,涼しさを演出する「緑のカーテン」を,あなたも育ててみませんか?

 緑のカーテンとは,ゴーヤやアサガオ,ヘチマ,ニガウリなど,つる性の植物を窓の外に這わせてつくる自然のカーテンです。
 花や緑を楽しみながら手軽に家庭で取り組める夏の省エネ対策のひとつです。
夏の日差しを遮ることで室内の温度上昇を抑え冷房効果が向上するほか,見た目からも涼しさ・自然の癒しを感じることができます。

○緑のカーテンはなぜ涼しいのか??

(1)葉の蒸散作用でカーテンを冷やす

植物は日が当たると,根から吸収した水を葉の気孔という穴から水蒸気にして出すことで,葉の表面温度を下げています。このはたらきを「蒸散作用」といいます。水蒸気が周囲の熱を奪うため,葉の温度上昇が防がれるので,カーテンは暑くならず,葉から室内への放射熱も防ぎます。

(2)家の周りの表面温度の上昇を抑える

強い日射を受けて表面温度が高くなった地面や壁などから放出される熱も暑さの原因です。この放射熱により室温以上に体感温度(人の肌が感じる温度)が上昇し,さらに暑さを感じることになります。そのため,緑のカーテンで地面や壁への日射を遮れば,放射熱の発生と侵入の両方を防ぐことができます。

(3)窓からの日射の侵入を防ぐ

日射が窓から室内に差し込むと,室内の温度は大きく上昇します。緑のカーテンで窓からの日射を遮れば,日射が持つ多くの熱エネルギーの多くをカットして,室温の上昇を防ぐことができます。

■ゴーヤの苗を配布します!!(※配布は終了しました)

【配布期間】  令和5年4月21日(金曜日)8時30分~ 無くなるまで。(※令和5年5月2日に終了しました。) 

【配布場所】  環境課(笠岡2369-14) ※土日は,お休みです

※配布数には限りがあるため,ゴーヤ4株までとさせていただきます。

■緑のカーテンの作り方

アサガオ編

1.土作り

プランターの場合・・・
プランターの底が見えなくなるくらいボラ土などの鉢底石を敷きます。その上に市販の培養土と肥料を入れます。ピートモスなど水持ちの良いものを土に混ぜておくと水やりの回数を減らすことができます。

庭に直接植える場合・・・
20cmくらいまでの深さまで良く耕して,ごみ・石・植物の根などを取り除き,腐葉土もしくは堆肥とカキガラ(卵の殻やアサリの殻でもOk)を3~5割混ぜ込みます。

2.種まき

小指の第一関節ぐらいまで土に穴をあけ,一つの穴に2~3粒ずつ種をまき,土をかぶせます。隣の穴のと間隔は1cmぐらいが適当です。種まきしたらたっぷり水をあげましょう。一晩水につけた種をまくと早く芽が出ます。芽が出て本葉が2~3枚になったら間引きをします。

3.成長過程での作業

ツルが巻き付くためのネットを張ります。
本葉が5~6枚になったら親ヅルの先を2~3cmカットすると子ヅルや孫ヅルに栄養が行き渡り立派な緑のカーテンになります。ツルはネットにうまくからむように誘導します。
水やりは朝か晩に。基本は土を触ってみて,乾いていたらたっぷりあげます。表面がぬれる程度では下の根まで水分が届きません。梅雨が明けるまでは,2~3日に1回くらい,本格的に暑くなってきたら毎日水をやりましょう。

4.収穫

7月頃から花が咲き始めます。涼しさと美しい花をたっぷり楽しんでください。

5.種採り

9月頃から種ができはじめます。乾燥して茶色く,手で触ってパリパリ崩れるくらいになったら収穫時期です。来年のために種を採り,採った種は湿気を避け,紙袋など通気性の良い袋に入れて涼しいところで保管します。

ゴーヤ編

1.土作り

プランターの場合・・・
プランターの底が見えなくなるくらいボラ土などの鉢底石を敷きます。その上に市販の培養土と肥料を入れます。ピートモスなど水持ちの良いものを土に混ぜておくと水やりの回数を減らすことができます。

庭に直接植える場合・・・
20cmくらいまでの深さまで良く耕して,ごみ・石・植物の根などを取り除き,腐葉土もしくは堆肥とカキガラ(卵の殻やアサリの殻でもOk)を3~5割混ぜ込みます。

2.種まき

発芽しやすくするために種を1~2日水につけておき,尖った方の先端をカットします。土の上1箇所に2粒ずつ種をまき,1cmくらい土をかぶせます。間隔は20cmくらいが適当です。種まきしたらたっぷり水をあげましょう。芽が出て本葉が2~3枚になったら間引きをします。

3.成長過程での作業

ツルが巻き付くためのネットを張ります。
本葉が5~6枚になったら親ヅルの先を2~3cmカットすると子ヅルや孫ヅルに栄養が行き渡り立派な緑のカーテンになります。ツルはネットにうまくからむように誘導します。子ヅルがネットをはみ出たら,はみ出た部分はカットします。
ゴーヤは水をよく吸うので。水やりはたっぷりこまめに!

4.収穫

種まきから3ヶ月くらいで収穫できます。実が緑のうちは炒めたりサラダにしたりといろいろな調理法が楽しめます。黄色く熟れた実は甘みがでて美味しく食べられます。

5.種採り

翌年の種用の実を決め,そのまま成長させます。黄色く熟れたら来年のために種をとってあげましょう。収穫した種は風通しのの良い冷暗所で種を乾かし,乾燥したら表面をこすって汚れをとります。密閉容器に入れ,冷蔵庫などで保管します。

 

環境省のマニュアルも併せて参考にしてください!マニュアル保存版 [PDFファイル/3.65MB]

 

作るときのポイント

1.水やりは梅雨明けの前後で大きく変わる

梅雨明けまで・・・乾いているときにたっぷり(雨の日は不要)

梅雨が明けたら・・・朝と夕方西日が落ち着いてからの2回

※プランター植えの場合は,下の穴から水が出るまでたっぷりと!

2.追肥をしましょう

ゴーヤの場合
植え付けから1月後を目安に,そこから2週間おき

アサガオの場合
花が咲き始めてから1月に1回程度

※どちらも成長の状況をみながら行います。水をしっかりやっているのに,葉っぱが黄色くなったら肥料不足です。但し,一度にたくさんの量を入れると枯れてしまうので注意しましょう!

 

 

 

 

 

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