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移住者の声 No.5

印刷用ページを表示する更新日:2019年2月28日更新 <外部リンク>

竹原 勝彦さん

帽子職人を目指して笠岡へ

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 20歳の頃から,洋服などのファッションに興味を持ちだした竹原さん。帽子職人への歩みは2018年5月にさかのぼります。ヨーロッパやアフリカで2年半にわたり人道支援のボランティアを続けてきましたが,任期が終わりかけたとき,日本での仕事について考えるようになりました。帽子に興味を持ち出した竹原さんは,岡山県が麦わら帽子の生産日本一であることを知り,岡山で帽子に関わる仕事に就きたいと思っていました。WEBで帽子の製造工場を探すと、笠岡にある全国的に有名な「石田製帽」がトップにあり、「ここで働けたらなぁ」とぼんやりと思っていたそうです。日本に帰国しハローワークで本格的に求人を探すと、なんと石田製帽の求人があり、即応募し面接を経て見事採用となりました。

 帽子職人として歩み始めた竹原さん。第1歩は型入帽子の製造で、フエルトや麦わらを編んだものをプレスして帽子の型にする作業をしています。指導してくれる師匠は80歳の伝説の職人さんだそうで、「まだまだ完璧にするのは難しいけど、まずはキチンとプレスができるように職人修行に励んでいます」と今の気持ちを語ってくれました。

笠岡で始まった一人暮らし

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 2018年11月、石田製帽での仕事に合わせて,空き家バンクで借りた一戸建ての家で一人暮らしも始めました。まだ職場と自宅の往復の毎日が続いていますが、食事は自炊をしているので食材や日用品の買い物はディスカウントのスーパーへ行っているとのことです。「笠岡は意外に便利なまちで、2号線沿いには電機店や飲食店、眼鏡屋やTSUTAYAもあり、生活はとても便利です。それにプラスして福山へ行くにも車で20分程と負担にならないので、笠岡はとても生活しやすいまちです」とご満悦です。

 今ではご近所の人とも顔見知りになり、何かと気にかけてくださっているそうです。「家の近くに駐車場を借りたくて地区の役員さんに相談したところ、早速近所の駐車場を探してくれて助かりました。一人暮らしを始めて不安もありましたが、地域の方が親切にしてくださるので、心強いです」と嬉しそうな表情で話してくれました。

これからはもっと笠岡を楽しみたいです

 「笠岡で暮らし始めてから日が浅いので、まだ少ししか笠岡のことを知らないけど、これからはもっと笠岡を楽しんでみたいです。」と話す竹原さん。行きたい場所は、「小学校の時に行ったカブトガニ博物館や、笠岡の特徴である笠岡諸島」。また、家の近所にある菅原神社は、春になると「カキツバタ」が咲き乱れると聞いているので、春が待ち遠しいそうです。

 これまで,長野県や北海道,さらに海外での生活経験がある竹原さんですが,岡山県は最高に住みやすいと絶賛です。さらに,「笠岡は想像していたより面白いまちなので,今以上に活気が出て,もっと文化的にも産業的にも芸術の面でも面白くなっていくと良いですね。」と,これから笠岡がどう生まれ変わっていくのか楽しみにされています。

我が家の自慢は「お酒のカウンター」

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 竹原さんは、日本酒が好きですが、内覧でこの家に入ったとき台所にある手作りカウンターを見てすぐに、「お酒を並べてオシャレにしたい」と思ったそうです。今では、棚の後ろには柔らかい光を放つライトを付けて、バーカウンターを演出。「静かな夜に、心地よい雰囲気の中で好きな日本酒を飲むと、一日の疲れが癒されます。」と長い夜を楽しんでいます。 

定住促進センターから一言

 帽子職人の修行に励む竹原さんは、地域の人からもかわいがられています。竹原さんが住む地域も高齢化が進み空き家も増えてきていますが、地域の人から「若い人が入ってくれてありがたい。」と人気者です。町内会長さんは、「若い人が他の市から笠岡へ越してきてくれたんだから、何か支援する制度はないですか?」とわざわざ定住促進センターまで相談に来られました。それだけ地域に溶け込んでいる竹原さんには、笠岡での新しい暮らしに早く慣れて、充実した人生を送っていただきたいと願っています。

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帽子作りの技術を学ぶ竹原さん

型を整える作業に,神経を集中させます