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空き家オーナー事例 No.1

ページID:0020422 更新日:2019年1月23日更新 印刷ページ表示

空き家オーナー事例 No.1

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オーナーの浮田さんご夫婦(左)と移住者の吉井さんご夫婦(右)

空き家バンクで生き返った家

 笠岡市空き家バンクでは、今年度すでに40件以上の賃貸借・売買契約が成立し、空き家として眠っていた家に新しい住人が見つかっています。

 今回は、大島地区にある実家を空き家バンクへ登録していただき、昨年6月に賃貸借契約が成立した浮田さんご夫妻にお話を伺いました。

住んでくれる人はいないだろうと思っていた

 市役所から空き家バンク物件登録の案内が届いた当初は、登録する気はなかったそうです。荷物の片付けも面倒だし、ご近所トラブルが起きても嫌だし・・・、何より「空き家バンク」って一体なに?。住んでくれる人はいないだろうと思いながらも、地元のまちづくり協議会の勧めで思いきって登録することにしました。

空き家バンク掲載後、半年で契約

 登録から半年後、香川県からの移住を希望されていた吉井さんご夫妻が、海の見える眺望を気に入られて即決。築55年の家でしたが空き家バンクでは現状渡しが原則のため、畳の張り替えなどのリフォームや掃除は借主の吉井さんが自ら行いました。また、吉井さん入居の際の近所への挨拶回りや、浮田さんの家に残っていた家財の処分や契約手続きは、定住促進センターの移住相談員がお手伝いしながら一緒に進めていきました。

固定資産を払うだけだった空き家が、生き返った

 きれいになって見違えた家を見て嬉しそうな様子の浮田さんは「空き家バンクに思い切って登録して、いい人に住んでもらえてよかったです!」と仰ってくださいました。移住者の吉井さんも「良い家に巡り会えました」と満面の笑みでした。固定資産税を払うだけの負の遺産になっていた空き家が、住む人がいる賑やかな様子はまるで“家が生き返った”ようでした。  

定住促進センターから一言

 空き家を探している方からの問合せは今年度だけでも140件以上あり、空き家バンクへ登録していただける物件を大募集しています。住まなくなった空き家をお持ちの方は、定住促進センターまでお気軽にご相談ください。

【問合せ先】定住促進センター ☎0865(69)2377

               E-mail teijyuu@city.kasaoka.lg.jp