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「カブトガニ保護啓発運動」を実施しました(4月28日)
「カブトガニ保護啓発運動」を実施しました
平成30年4月28日(土曜日)、「カブトガニ保護啓発運動」を実施しました。
国指定の天然記念物「カブトガニ繁殖地」では、アサリやアナジャコを掘ることが禁止されています。
ご存じではない方も多くいらっしゃるので、そのことを知ってもらおうと毎年実施している運動です。
中学生、高校生、地元企業、住民などの総勢約300人に集まっていただき、カブトガニの保護をうったえました。
このような地域の皆さまのご協力も手伝って、カブトガニの個体数は近年、回復傾向にあります。
ありがとうございます!
そして、今回の啓発運動中にもカブトガニを見つけましたので、ご紹介します。
流れのある場所にいるのでハッキリ見えますが、普段のカブトガニは泥の中に潜っているので泥のかたまりに見えます。
↓普段のカブトガニ↓
このように、カブトガニが自然に見られる干潟をこれからも守っていきます。
引き続き、皆さまのご協力をお願いします。
ところで、啓発運動中に見つけた時のカブトガニの写真。
2匹カブトガニがいたの分かりましたか?
(カブトガニは生まれた時を「1齢幼生」、1回脱皮すると「2齢幼生」、もう1回脱皮すると「3齢幼生」・・・といいます)
これから、カブトガニが活発に活動する季節です!
不用意に干潟に入ると、カブトガニやその他の生物を踏んでしまうかもしれません...。
干潟には入らないように、ご理解とご協力をお願いします。