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笠岡市井笠鉄道記念館

ページID:0002408 更新日:2022年1月27日更新 印刷ページ表示

笠岡市井笠鉄道記念館

 笠岡市井笠鉄道記念館について 

 井笠鉄道記念館は昭和56年(1981)に設置され、井笠鉄道にゆかりの資料を保存・展示してきました。大正2年(1913)から約60年にわたって地域の足として親しまれてきた井笠鉄道の歴史や地域社会への功績を伝えるために、笠岡市が井笠鉄道株式会社からひきついで、平成26(2014)年3月30日に開館しました。
 井笠鉄道の運行のために使われていた鉄道用品のほか、屋外には開業時に走っていた車両や転車台を展示しています。

井笠鉄道記念館の外観
    笠岡市井笠鉄道記念館の外観         

 井笠鉄道の概要

 井笠鉄道は、大正2年(1913)に岡山県南西部の笠岡と井原を結ぶ路線(井笠本線)で営業運転を開始しました。昭和15年(1940)までに、路線は東が矢掛(矢掛支線)、西が広島県の神辺(神辺支線)まで延長され、総延長37kmと県下有数の私鉄になりました。
 軽便鉄道というレールの幅が狭く小型の車両を使う鉄道で、その車両は「マッチ箱」と呼ばれ、地元の人たちに親しまれていました。通勤・通学の手段としてはもとより、沿線で開催される縁日の参拝客、桃や柿といった特産品の輸送など、地域の観光や産業の発展にも貢献しました。
 昭和20年代から30年代にかけて、年間200万人以上の乗降客を運んだ年もありましたが、昭和40年代になって自動車が普及したこともあり、利用者が減少していきました。昭和42年(1967)には支線が、昭和46年(1971)には本線が廃止になり、およそ60年の歴史に幕を閉じました。

新山駅
         新山駅の様子                                                                                                                                  

展示の概要

■建物について
記念館の建物は、大正2年に建てられた旧新山駅の駅舎です。かつての鉄道敷が県道として利用されるにあたり駅舎は西に数メートル移動しましたが、入り口や屋根の部分を除けば、建築当時の様子をよく残しています。

新山駅の様子
          新山駅の駅舎                  
 
記念館の展示室は、かつて駅の待合室でした。駅舎だった当時使われていた作りつけの木のベンチが残っています。また駅務室だった部屋は、受付になっています。     

■展示について  
 展示室には、井笠鉄道の車両にとりつけられていた部品、レール、閉塞のための装置(タブッレトとタブレット閉塞機等)など井笠鉄道の運行のために使われていた品々、往時の写真などを展示しています。また、JRの新幹線や在来線、そして井笠鉄道のレールの重さを体感できるコーナーもあります。
 屋外には、開業当時に走っていた1号機関車と客車(ホハ1)、大正3年に導入された貨物車(ホワフ1)、鬮場駅にあった車両を反転させるためのターンテーブルが展示されています。客車の中では、井笠鉄道の懐かしい姿が楽しめる映像を上映しています。

屋外展示の機関車   展示の様子
        屋外展示の様子                        展示室の様子                            

■主な展示品
 1号機関車 屋外に展示されている機関車です。大正1年にドイツのアーサーコッペル社で製造された車両で、開業当初から昭和30年(1955)にディーゼル車が導入されるまで活躍しました。井笠鉄道が廃線になる際、昭和46年(1971)3月31日の「さようなら列車」の先頭を走ったのが、この機関車です。

 タブレットとタブレット閉塞機 列車の安全運行に必要な「閉塞」の状態をつくるために必要な装置です。(「閉塞」とは列車同士の衝突を防ぐために路線を一定区間で区切って、その区間の中には一つの列車しか入れないようにすることです。)

タブレット閉塞機
         タブレット閉塞機                   

グッズの販売

 鉄道記念館では、下記のオリジナルグッズを販売しています。原則として、グッズの通信販売は行なっていませんので、笠岡市井笠鉄道記念館へ来館して購入してください。

笠岡市井笠鉄道記念館 オリジナル販売グッズ
クリアファイル レール文鎮 DVD

車両クリアファイル
300


レール文鎮
500円
栄光の軌条 井笠鉄道(DVD)
1,500円
ストラップ 冊子 現存する井笠鉄道の車輌冊子

    切符つきストラップ 500円
 

井笠鉄道の車輌達[冊子]
800円
現存する井笠鉄道の車輌[冊子]
100円
   ディティールで見る井笠鉄道の車輌 冊子 800円    

ディティールで見る井笠鉄道の車輌
[冊子] 800円

   

利用案内

 ■所 在 地  岡山県笠岡市山口1457-8 電話 0865-65-2706
 ■開館時間  午前9時から午後5時
 ■休 館 日  月曜日(月曜日が祝日のときはその翌日)/年末年始(12月28日から1月3日)
 ■入 館 料  無料
 ■交通案内  ●JR笠岡駅から
         ・バス   笠岡-矢掛線 「新山」で下車、西へ徒歩10分
         ・タクシー 北へ約20分
        ●井原鉄道 小田駅から
         ・バス   笠岡-矢掛線 「小田東」で乗車、「新山」で下車、西へ徒歩10分
        ●山陽自動車道笠岡インターから 矢掛方面へ車で10分
        ●バス・列車の時刻表↓(クリックすると時刻表がPDFで見ることができます)
           バス時刻表(井笠バスカンパニー) [PDFファイル/673KB]
           井原鉄道時刻表 [PDFファイル/382KB]

                     笠岡市井笠鉄道記念館地図   地 図

お問い合せ          

  笠岡市井笠鉄道記念館  所在地 岡山県笠岡市山口1457-8
                    電   話  (0865)65-2706
         問い合せ先  笠岡市教育委員会 生涯学習課 文化係
                   電話(0865)69-2155
                   Fax (0865)69-2186

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