笠岡市教育審議会
笠岡市教育審議会 ~笠岡市小中一貫教育の推進について~
1 はじめに
笠岡市教育委員会では,平成23年度から保幼小中連携教育を推進してきました。各中学校区内で「めざす子ども像」「具体的なテーマ」を共有して,子どもや中学校区の実態に応じた取組を進めています。
国においては,教育基本法,学校教育法の改正が行われ,小中一貫教育を行う「義務教育学校」を新たな学校の種類として制度化するなど,義務教育9年間の系統性・連続性に配慮した指導の充実について,様々な提言がなされています。
一方,笠岡市では,児童・生徒数が減少をたどり,小規模校化もいっそう進んでいます。このため,学力向上や生徒指導の充実の観点から,すべての学校において義務教育9年間を見通した教育システムづくりを行うことが必要であると考えています。
そこで笠岡市教育委員会では,こうした情勢や見えてきた保幼小中連携教育の成果と課題を踏まえ,より良い学習環境創造のために学校教育の充実を図る目的で,小中一貫教育推進等,新たな教育システムづくりを目指した計画を策定するため笠岡市教育審議会に諮問いたします。
2 諮問内容
(1) 笠岡市における小中一貫教育の教育内容・カリキュラムについて
(2) 小中一貫教育を推進するための教育システム・学校のあり方について
(3) その他
3 審議会委員
4 答申書
平成30年12月14日に,木原俊行会長から岡田達也教育長に答申書が提出されました。