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PM2.5(微小粒子状物質)について

ページID:0001770 更新日:2017年11月24日更新 印刷ページ表示

PM2.5(微小粒子状物質)とは

 PM2.5(微小粒子状物質)は、大気中に漂う直径2.5μm(1μm=0.001mm)以下の非常に細かい物質のことです。PM2.5は粒子が非常に小さいため肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。

 PM2.5は物の燃焼などによって直接排出されるものと、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)等のガス状大気汚染物質が、主として環境大気中での化学反応により粒子化したものがあります。発生源としては、ボイラー、焼却炉、自動車などの人為起源のものと、土壌、海洋、火山などの自然起源のものがあります。

 環境基本法第16条第1項に基づく「人の健康の適切な保護を図るために維持されることが望ましい水準」として、環境基準が定められています。

PM2.5の環境基準値

 1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること

PM2.5の測定データ

 笠岡市内では、茂平測定局でPM2.5を測定しています。測定データは以下のページで確認できます。

 岡山県の大気環境の状況<外部リンク>(岡山県の測定データ)

 環境省大気汚染物質広域監視システム そらまめ君<外部リンク>(全国の大気汚染状況)

注意喚起について

 PM2.5の1日平均値が国が示した暫定指針値(70μg/m3)を超えるおそれがある場合には、岡山県から注意喚起が行われます。

注意喚起が行われたら

  • 不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動はできるだけ減らしましょう。
  • 屋内において換気や窓の開閉は必要最小限にしましょう。
  • 呼吸器系や循環器系疾患のある方、小児、ご高齢者は、体調に応じて、より慎重に行動しましょう。
  • 医療用や産業用の高性能な防じんマスクは、微粒子の捕集効率の高いフィルターを使っているため、微粒子の吸入を減らす効果があります。顔の大きさに合ったものを顔に密着するように着用することで、十分な効果が期待できます。

注意喚起に関するメール配信サービス

 PM2.5の注意喚起が行われた時に、「おかやま防災情報メール」でお知らせメールで受け取ることができます。メール配信を希望される方はご登録ください。

 配信内容や登録(変更)方法などの詳しい情報は、以下のページをご覧ください。

 PM2.5の注意喚起に関するメール配信サービス<外部リンク>