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生誕140年 歌を楽しむ 清水比庵

令和5年2月18日(土曜日)~令和5年4月16日(日曜日) 

 清水比庵(1883-1975)は、岡山県高梁市に生まれ、京都帝国大学法律科を卒業したのち、裁判官、銀行員等を経て日光町長を務めました。独学で短歌や書、画を学び、万葉歌を基礎としつつ、日常性を重視した短歌を口ずさみながら書いた「書」や描(えが)いた「画」において、機知とユーモアに富んだ作品を数多く残した、岡山県を代表する歌人です。比庵は、戦時中には疎開先として、また戦後は毎年夏を笠岡で過ごすほど、笠岡に親しみ「第二の故郷」と呼んでいました。生地高梁とともに、戦中から没する直前まで、笠岡を歌詠みの拠点としました。

 日々の坦々とした生活の中で出会う自然の表情や素朴なできごとを静かに受け止め、「毎日佳境」とし、さらに一歩進めて「毎日歌境」と歌道を追究しました。

 2023年に、比庵は生誕140年を迎えます。この記念すべき年に、初めて展示する作品を含め、約70点の作品から、文人比庵の「歌(詩)・書・画」三位一体の世界を改めて紹介したいと思います。とくに、その歌の味わいを再評価する機会になれば幸いです。

 

ひあん

清水比庵《松図》昭和40(1965)年

開館時間

 9時30分~17時(入館は16時30分まで) 

休館日

毎週月曜日 

入館料

・ 一般500円(400) ( )内は団体20名以上

・ 高校生以下は無料 (学生証をご提示ください)

・ 65歳以上は無料(年齢のわかるものをご提示ください)

関連行事 ※詳細のお問合せは美術館まで(0865-63-3967)

●ひーやんクイズで楽しむ!

会場にある作品を鑑賞しながら、比庵さんの作品にまつわるクイズを解こう!

 

●短歌を詠んで楽しむ!

自由に短歌を詠んでみよう!作品は廊下に展示します。

 

●絵手紙を楽しむ!

比庵さんの作品を見て自由に葉書に絵を描こう!

 

●ギャラリートーク(学芸員による)

3月26日(日) 13:30~14:30

 

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、予定を中止、変更とする場合があります。

ご来館前に当館ホームページなどで最新の情報をご確認ください。

<外部リンク>

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