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特別陳列「アートの今・岡山2021 -うつわー」展

令和3年12月11日(土曜日)~令和4年1月10日(月・祝) 

 「アートの今・岡山」は、岡山県民の芸術文化活動と文化情報の発信を担ってきた岡山県天神山文化プラザが主体となり、県内各地の美術館と共にこれまで開催してきた企画展です。岡山における現代美術の「今」の姿を紹介し、今回で14回目を迎えます。このたびの展覧会は、岡山県天神山文化プラザ、ポート アート& デザイン 津山、笠岡市立竹喬美術館を会場に巡回展示を行います。暮らしの道具であるとともに最も身近な工芸「うつわ」に注目し、地域における「人」と「うつわ」の関係を改めて見つめなおします。

私たちの暮らしに寄り添う「うつわ」は、水にはじまり、米や酒、茶、花など、様々なものを受け入れる存在です。古来より人はそこに美の楽しみを見出し、地域の産業に根ざした技術から生まれた「うつわ」は、伝統工芸として受け継がれてきました。用と美を兼ね備える「うつわ」はものづくりの原点とも言えるでしょう。

さらに現代において、「うつわ」は様々なイマジネーションを掻き立てる存在として、さらに自由で多様な表現へと広がってゆきます。雫を受け止める葉っぱ、精神を内包する身体、生命を育む大地、少し視点を変えるだけで、身近なモノから宇宙まで「うつわ」に見立てることができるでしょう。

本展には、笠岡の工房で長年研鑽を積まれた古堅幸雄、水川創壌お二方の作品、しのぎ技法による《白磁しのぎ六段重ね花瓶》と吉備焼の《油滴天目茶碗》が並びます。岡山ゆかりの現代作家たちによる、工芸から絵画、彫刻、写真、現代表現まで幅広い「うつわ」の世界をご覧いただき、展覧会という大きな「うつわ」の中で、ものづくりの今とこれからについて考える機会となることを目指します。

ポスター

●アーティスト・トーク・オンライン●
事前に収録した出品作家による作品解説を、期間限定で動画配信します。
12月11日(土曜日)~1月10日(月・祝)事前登録不要 無料配信  ※会場でもご覧いただけます。

池田誠史  Masafumi Ikeda(絵画)<外部リンク>
伊勢崎競  Kyo Isezaki(工芸:備前焼)<外部リンク>
上西竜二  Ryuji Uenishi(絵画)<外部リンク>
榎本勝彦  Katsuhiko Enomoto(彫刻)<外部リンク>
岡本常秀  Tsunehide Okamoto(ガラス工芸)<外部リンク>
尾上太一  Onoue Taichi(写真)<外部リンク>
加藤 萌    Moe Kato(漆工芸)<外部リンク>
金谷哲郎  Tetsuro Kanatani(彫刻)<外部リンク>
小林泰子  Yasuko Kobayashi(ファイバーアート)<外部リンク>
佐藤孝洋  Takahiro Sato(絵画)<外部リンク>
しばたゆり Yuri Shibata(彫刻)<外部リンク>
古堅幸雄  Yukio Furukata(工芸:白磁)<外部リンク>
水川創壤  Sojo Mizukawa(工芸:吉備焼)<外部リンク>
森本 仁    Hitoshi Morimoto(工芸)<外部リンク>

開館時間

 9時30分~17時(入館は16時30分まで) 

休館日

毎週月曜日(ただし1月10日は開館)、年末年始12月29日(水曜日)~1月3日(月曜日)

入館料

・ 一般500円(400) ( )内は団体20名以上

・ 高校生以下は無料 (学生証を提示してください)

 ※市内在住65歳以上は無料(住所年齢のわかるものを提示してください)

関連行事 ※詳細のお問合せは美術館まで(0865-63-3967)

●講座 (要予約)

「うつわを愛でる 岡山の工芸諸相」

講師:岡山県立美術館 学芸課長 福冨幸氏 

12月11日(土曜日)13時30分~15時00分 竹喬美術館視聴覚室

 

●学芸員によるギャラリートーク  (予約不要)

12月26日(日曜日)、1月4日(火曜日)

いずれも13時30分~14時30分

 

●新春イベント
(1)「お正月ミュージアムグッズ福引」
1月4日(火曜日) 9時30分~16時30分

(2)「ペーパークラフトで干支とうつわをつくろう!!」
1月4日(火曜日)~10日(月・祝)
 材料費改めて100円~
※工作キットをお渡ししますので。ご自宅でお楽しみください。
 

お申し込み、詳細のお尋ねは、美術館までお電話ください。

0865-63-3967

<外部リンク>

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