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《特別展》絵本作家 葉祥明-風景に託すはるかな想い-

令和3年3月20日(土曜日・祝日)~令和3年5月9日(日曜日) 

●知られざる葉祥明の一面

 絵本作家の葉祥明(1946- )は、1973年創作絵本『ぼくのべんちにしろいとり』でデビューし、やなせたかし責任編集の月刊誌『詩とメルヘン』『いちご絵本』(サンリオ刊)で、メルヘン作家として広く知られるようになりました。夢の中にいるような美しい風景は、多く人から愛されています。近年では、社会や環境の問題をテーマとした絵本に力を入れており、うさぎのサニーが対人地雷の恐ろしさを伝える『地雷ではなく花をください』や、犬のジェイクの冒険を通して海洋汚染について考える『ジェイクと海のなかまたち』などで、幅広い世代に向けた本を制作しています。
 このたびの展覧会は、葉祥明美術館(鎌倉)の協力により、広く知られたメルヘン作家としての姿だけでなく、社会問題をテーマとした絵本原画、初公開の《Blue Horizon》をはじめとした油絵作品もご紹介し、知られざる葉祥明の一面がみえる展示となります。

●同時開催 葉祥明と竹喬 風景に託すはるかな想い

 葉祥明の描く風景は、どこまでも広がる空間に、人知を越えた祈りのような想いを感じさせます。一方で、生涯風景を描き続けた小野竹喬も、長男・春男の戦死を一つのきっかけとして、空や雲を多く描くようになりました。同時開催で竹喬の空を中心とした作品も展示します。時代も画法も異なる二人の作家が、それぞれに風景に託した「はるかな想い」を感じていただければ幸いです。

 

ヒーリングキャット 

絵本『ヒーリング・キャット』表紙(晶文社 2004年 水彩)

 

開館時間

 9時30分~17時(入館は16時30分まで) 

 

休館日

毎週月曜日(5月3日は開館し、5月6日は休館します)

 

入館料

・ 一般800円(650) ( )内は団体20名以上

・ 高校生以下は無料 (学生証を提示してください)

 ※市内在住65歳以上は無料(住所年齢のわかるものを提示してください)

 

関連行事 ※詳細のお問合せは美術館まで(0865-63-3967)

● 葉祥明サイン会1(要予約)

   日時:3月20日(土曜日・祝日) 11時15分~12時15分

● 葉祥明による講演会&サイン会2(要予約) 

   日時:4月17日(土曜日) 13時30分~16時

   論題:「絵本を通して心の平和を」

● 葉芳名による作品紹介&サイン会3(要予約)

  日時:4月18日(日曜日) 10時~12時

● 竹喬美術館学芸員によるギャラリートーク(予約不要)

  日時:4月4日(日曜日)、5月1日(土曜日) 各日13時30分~14時30分

  場所:竹喬美術館

 

<外部リンク>

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