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竹喬美術館平成26年度展覧会 待春竹喬

待春-竹喬 芽生えへのまなざし

平成26年11月29日(土曜日)~平成27年1月25日(日曜日)

待竹喬展のちらし画像

 「雪月花」という言葉のとおり、自然美を代表するものとして雪を描くことは日本画において最適なように思われますが、竹喬にとっては少し事情が異なるようです。いわく、北国の冬は囲炉裏端に集まる人物などを題材とするには良いものの、雪景色などは「景色とすると案外表現の上は余り単調になり易い」。

 このことは、竹喬の描く冬景色に雪が全く見られないということではありません。降雪の明くる朝の清々しさや、樹木に積もる雪のふんわりと柔らかな様子を扱った作品など、少なからず目にすることが可能です。しかし、やがて巡りくる春が仄めかされているような作品にこそ、竹喬独自のものが表れているように思われませんか。寒空の下の裸木に芽吹きの気配が漂っていたり、樹木の根元から解け始めた雪が捉えられていたりすると、そこから先の季節がふと連想させられるものです。

 竹喬は、描く素材は冬から早春が一番よいと考えていました。この度の展示では、竹喬がこれらの季節をどのように捉えたのか、また、春へと向かう変化をいかに表現したのかに注目して、下絵やスケッチを含む約70点を選びました。待春の思いを竹喬と共有していただけましたら幸いです。

開館時間

 9時30分~17時(入館は16時30分まで)

休館日

毎週月曜(ただし祝日にあたる1月12日は開館)
祝日の翌日にあたる12月24日・1月13日
年末年始にあたる12月29日~1月3日

入館料

一般500円(400)
高校生300円(200)
市外小中学生150円(90)
( )内は団体20名以上
※65歳以上の方・笠岡市内の小中学生は入館無料。年齢のわかるもの、笠岡っ子無料パスを提示してください。

関連行事

●ギャラリートーク

 11月29日(土曜日)・12月21日(日曜日)・1月4日(日曜日)
 いずれも13時30分~14時30分 聴講無料、ただし入館料が必要

●お正月ミュージアムグッズ福引

  1月4日(日曜日) 9時30分~16時30分

●ペーパークラフト・チャレンジ教室

 1月4日(日曜日)~11日(日曜日) 受付:9時30分~16時(所要約30分) 参加費100円(入館料改めて)
 ※1月5日は休館日のため開催しません。

<外部リンク>

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