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ロシア連邦のウクライナ侵攻に対する抗議文

ページID:0042260 更新日:2022年3月7日更新 印刷ページ表示

 令和4年3月7日に,ウクライナへの軍事侵攻を開始したロシア連邦に,次のとおり抗議文を送付しました。

 

ロシア連邦大統領

ウラジミール ウラジミーロヴィチ プーチン 閣下

抗 議 文

 貴国が2月24日に開始したウクライナへの軍事侵攻は,武力による一方的な現状変更で,国際社会の平和と秩序,安全を根幹から脅かすものであり,断じて容認することはできない。

 また,核抑止部隊に対して「特別警戒」を命令したことは,昭和33年(1958年)に核兵器禁止と世界の恒久平和実現を念願し,平和を愛するすべての都市とともに,永久の平和都市であることを宣言し,また,昭和60年(1985年)に核兵器の禁止と世界の恒久平和実現を念願し,非核平和都市を宣言した笠岡市として到底容認することはできない。

 この度のウクライナへの軍事侵攻に対して,笠岡市民を代表して強く抗議し,即時に攻撃を停止し,部隊をロシア国内に撤収するよう強く求める。

 令和4年(2022年)3月7日

                              日本国 岡山県 笠岡市長 小林嘉文

 

 

駐日ロシア連邦特命全権大使

ミハイル ユリエビッチ ガルージン 閣下

抗 議 文

 2月24日,貴国がウクライナに軍事侵攻し,核兵器の使用をも示唆した一連の行為は,ウクライナ国内だけでなく,国際社会ひいては我が国の平和と秩序,安全に脅威を与えるものであり,強い憤りを覚えます。

 人類の恒久平和の願いをよそに,ロシア軍の侵攻により,子どもをはじめとする多くの市民の犠牲を生んでいる状況は,到底容認できません。

 真の恒久平和と安全を実現することは,人類共通の念願です。

 笠岡市は,昭和33年(1958年),核兵器禁止と世界の恒久平和実現を念願し,平和を愛するすべての都市とともに,永久の平和都市であることを宣言し,また,昭和60年(1985年)に核兵器の禁止と世界の恒久平和実現を念願し,非核平和都市を宣言しています。

 ロシアが内戦で混迷を極めていた1918年にロシアの子供たちをペトログラードからウラジオストクへ送り届けた「陽明丸」の茅原船長は,我が笠岡市の出身です。ロシアと日本の人々の友情の歴史を共有する私たちは, 今戦火にさらされている人たちの無事と一日も早い事態の終息を念願せずにはいられません。

 貴国に対し,人々の尊い命と平和な暮らしを理不尽に奪う侵略行為を直ちに中止し,平和的な解決への道を探ることを強く求めます。

 令和4年(2022年)3月7日

                              日本国 岡山県 笠岡市長 小林嘉文

 

【大統領宛】ロシア連邦による軍事侵攻への抗議文 [PDFファイル/47KB]

【駐日大使宛】ロシア連邦による軍事侵攻への抗議文 [PDFファイル/69KB]

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