イケカブがいます！
イケカブがいます
なんということでしょう。
カブトガニ博物館のマスコットキャラクターでもあり，二児の母でもあるカブ海（み）ちゃんも熱狂するほどのイケカブ（イケメンカブトガニ）が，博物館の水槽にデビューです！
↓カブニとカブ海には二匹の子どもがいます
まずは上アングルから。
全体的なフォルム。
尾剣のまっすぐさ。
縁棘のそろい具合。
前体，後体，尾剣のバランス。
イ，イケカブだあぁぁっ！！
何を言っているのか分からないカブトガニ初心者の方はこちらで，カブトガニの体の部位の説明が見られます。
ちなみに，性別はもちろんオスです。
オスメスの違いは
を見ればバッチリ分かるはずです！
さて！
次は前から見てみましょう！
おいおい。
実はワイルド系イケカブなのかい？
上からアングルでは紳士的なイケカブだったのに，前から見るとワイルドな印象ですね。
前側がこれだけワイルドだと，腹側が気になるところでしょう！
そんなあなたのために！
腹側はこんな感じ
なるほど。
若い。
カブトガニ界でも若いうちが花なんでしょうか。
ちなみに，このカブトガニの腹側にはなんとっ！
絶滅危惧種のカブトガニにしか寄生しない，絶滅危惧種の「カブトガニウズムシ」がいました！
ハッキリした目がかわいいプラナリアの仲間です。
この写真に写っていない所にもたくさんいました。
イケカブすぎて集まってきてしまったのでしょうか。
それはさておき，最後にもう一度上からアングルで見てみましょう。
今後は少し後ろから。
「男は背中で語る」といいますが，このカブトガニも背中で語っていますね。
「いいから水槽に入れてくれっ！」
という声が聞こえてきそうです。
さて！
これだけ，このカブトガニのイケカブっぷりをお伝えしてきたので，
「もうこのカブトガニ以外のカブトガニなんて目に入らないわ！」
という方ばかりでしょう。
そんなカブトガニストのために，ダメ押しにこのカブトガニのスリーサイズならぬナインサイズと体重を大公開です。
プライバシー保護が常識の現代ですが，約2億年前から今とほとんど姿が変わらないカブトガニ大先輩なら広い心で許してくれるでしょう！
それでは！
ご覧ください！！
モ，モデル体型だあぁぁっ！！！
はい。
ということで，少し熱くなってしまいましたが，このイケカブは現在，博物館内の大水槽で展示中。
眼の上の【KMN286】のシールが目印です。
砂に潜っていることもありますが，ご来館の際はぜひ探してみてください！
