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エビ・カニ展 うらばなし~炸裂!シャコパンチ!~

印刷用ページを表示する更新日:2019年3月8日更新 <外部リンク>

エビ・カニ展 うらばなし~炸裂!シャコパンチ!~

カブニくん

カブトガニ博物館がある、岡山県笠岡市。

この笠岡市では、市の魚が「シャコ」として指定されています。

今でこそ漁獲量はそう多くないですが、昔はいっぱい獲れたそうです。

でも、そんなシャコがパンチって?

カブニくん

シャコの手はカマキリのような形をしています。

↓シャコ(手を前に折りたたんでいます)↓
シャコ

これではパンチできそうにありませんが、平成31年4月7日まで開催している「きみはエビ派?カニ派? エビ・カニ展」では、笠岡ではなじみのないカラフルなシャコを展示しています。

これがシャコパンチの正体!

何て名前の生き物かわかるかな??

↓おしり↓
おしり

↓体↓
体

↓顔↓
顔

笠岡のシャコとはぜんぜん違いますね。

これは、笠岡よりもっと暖かい海に棲んでいる「モンハナシャコ」という生き物。

タイトルのとおり、パンチが炸裂します!

アサリなどの二枚貝を叩き割りますし、人間のツメも砕かれると言われています。

ここでパンチ!

当館にいるモンハナさんは15cmくらいですが、それでもパンチ力は抜群です!

だから、ガラスの水槽に入れるとガラスを割られるかもしれないので、柔軟性のあるプラスチックのケースで飼育しています。

↓隔離していますがイセエビと一緒♪↓
水槽

食欲旺盛でオキアミやアサリなど、よく食べてくれます。

あまり目にしない生き物で、実物の鮮やかさは実にカラフルなのでお客さんからも人気です。

そんなモンハナさんですが、3月8日の朝見ると...

モンハナさん脱走

出とるがなっ!!

よく見たらプラスチックケースの横に穴がある!

モンハナさんのパンチは予想以上に強烈で、プラスチックケースはバキバキでした。

シャコパンチの威力

モンハナさんの粋なサプライズに朝からビックリしましたが、一緒にいたイセエビは幸いにも無傷で、ケースも修復し一安心です。

生き物を飼育しているとハプニングは付き物ですが、当館の展示の裏側ではこんなことが起こっていました。

カブニくん