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脱皮祭!

印刷用ページを表示する更新日:2018年5月23日更新 <外部リンク>

脱皮祭!

脱皮祭

タイトルのとおり、脱皮祭です。

博物館で飼育しているカブトガニが続々と脱皮しています!

上の写真の半透明のカブトガニは脱皮殻!

横の赤いカブトガニは、脱皮したばかりのカブトガニです。

この時は柔らかいですが、毎日エサを食べていくと徐々に体が硬くなり、色も黒くなっていきます。

↓脱皮から2週間ほど経過した個体と脱皮したばかりの個体↓
比較写真

さて、今回は平成30年5月22日に脱皮したカブトガニたちをご紹介します。

すごい量です。

脱皮したカブトガニ

このカブトガニたちは、昨年(平成29年)の夏に生まれたベビーたちです。

カブトガニは生まれた時を「1齢幼生」といい、一度脱皮すると「2齢幼生」、もう一度脱皮すると「3齢幼生」というように呼びます。

上の写真の下側2つは脱皮殻ですが、単純に考えて『脱皮殻の数=脱皮したカブトガニの数』です。

成長してくれることは喜ばしいことですが、飼育する側としてはなかなか大変です。

ちなみに、この日2齢幼生に脱皮したカブトガニは1813匹でした。

カブトガニの中には成長の早いものもいれば、遅いものもいます。

早く脱皮をしたカブトガニは、現在3齢幼生(前体幅前体幅が1.2cmくらい)になっています。
(生まれた時は、約6mmです)

せっかくなので、脱皮したカブトガニを比較して見てみましょう!

成長のようす

脱皮殻とカブトガニ

尾剣(びけん:しっぽのこと)が少しずつ生えて、伸びていくようすがよく分かりますね。

この小さなカブトガニは、7月に放流イベントを開催する予定です。

募集は笠岡市の広報誌と当館ホームページでご案内します

カブトガニに興味のある方、カブトガニへの愛が止まらない方など、ご応募をお待ちしております。

カブニくん