脱皮祭!
脱皮祭!
タイトルのとおり、脱皮祭です。
博物館で飼育しているカブトガニが続々と脱皮しています!
上の写真の半透明のカブトガニは脱皮殻!
横の赤いカブトガニは、脱皮したばかりのカブトガニです。
この時は柔らかいですが、毎日エサを食べていくと徐々に体が硬くなり、色も黒くなっていきます。
↓脱皮から2週間ほど経過した個体と脱皮したばかりの個体↓
さて、今回は平成30年5月22日に脱皮したカブトガニたちをご紹介します。
すごい量です。
このカブトガニたちは、昨年(平成29年)の夏に生まれたベビーたちです。
カブトガニは生まれた時を「1齢幼生」といい、一度脱皮すると「2齢幼生」、もう一度脱皮すると「3齢幼生」というように呼びます。
上の写真の下側2つは脱皮殻ですが、単純に考えて『脱皮殻の数=脱皮したカブトガニの数』です。
成長してくれることは喜ばしいことですが、飼育する側としてはなかなか大変です。
ちなみに、この日2齢幼生に脱皮したカブトガニは1813匹でした。
カブトガニの中には成長の早いものもいれば、遅いものもいます。
早く脱皮をしたカブトガニは、現在3齢幼生(前体幅が1.2cmくらい)になっています。
(生まれた時は、約6mmです)
せっかくなので、脱皮したカブトガニを比較して見てみましょう!
尾剣(びけん:しっぽのこと)が少しずつ生えて、伸びていくようすがよく分かりますね。
この小さなカブトガニは、7月に放流イベントを開催する予定です。
募集は笠岡市の広報誌と当館ホームページでご案内します。
カブトガニに興味のある方、カブトガニへの愛が止まらない方など、ご応募をお待ちしております。