カブトガニが9齢に脱皮!(4月15日)
カブトガニが9齢に脱皮しました!
カブトガニ博物館で飼育中のカブトガニが、この度、9齢幼生に脱皮しました!
写真のとおり全長はようやく10cmを超えて、大きさを実感できます。
とは言え、カブトガニ博物館に入ってすぐのエントランスには成体(大人のカブトガニ)がいるので、それを見た後ではすごく小さく見えるかもしれません。
↓成体と9齢幼生↓
大きさが全然違いますね(汗)
それもそのはず!
カブトガニは成体になるまで10年以上もかかると言われているんです。
今回脱皮した9齢幼生のカブトガニは、平成25年の夏にカブトガニ博物館で生まれた個体です。
まだ生まれて3年も経っていませんが、ここまで大きくなりました!
ちなみに生まれたての赤ちゃん(1齢幼生)は6mmです。
それを思うと大きくなったと思いませんか?
↓1齢幼生と9齢幼生↓
この写真を見ると一目瞭然ですね。
下の白くて丸いのが1齢幼生です。
↓1齢幼生は拡大するとこんな感じ↓
それはそうと、カブトガニは脱皮をするたび大きくなります。
逆にいうと、脱皮をしない限り大きさは変わりません。
ですので、朝にカブトガニの様子を見てみると、昨日までいなかったサイズの大きいカブトガニがズーンッ!と現れていてビックリすることがあります。
前体幅()が脱皮すると約1.3倍になります。
想像してみてください。
身長155cmの友達が、次の日いきなり身長2mオーバーになっているようなものです!
カブトガニの脱皮がいかに衝撃的かが分かってもらえたと思います。
これからもさらに大きくなるように、飼育していきたいと思います。