(趣旨)

第1条　この規程は，笠岡市選挙公報の発行に関する条例(昭和57年笠岡市条例第37号。以下「条例」という。)第7条の規定に基づき，笠岡市の議会の議員及び長の選挙公報(以下「選挙公報」という。)の発行に関し必要な事項を定めるものとする。

(掲載文の申請)

第2条　候補者が条例第3条第1項の規定による申請をしようとするときは，様式第1号による選挙公報掲載申請書に笠岡市選挙管理委員会(以下「委員会」という。)が交付する様式第2号による原稿用紙(以下「原稿用紙」という。)に記載した掲載文1通及び選挙期日前3箇月以内に撮影した候補者の無帽，正面向き，上半身の白黒写真(以下「写真」という。)2葉を添えなければならない。

(掲載文の記載方法等)

第3条　掲載文は，活字，ペン，毛筆等を用いて黒色の色素により記載しなければならない。

(掲載文の訂正)

第4条　委員会は，前条の規定に違反して記載した掲載文の申請があったとき又は印刷が著しく不鮮明になるおそれがあると認めるときは，候補者に対して当該部分等の記載の訂正を求めることができる。

(掲載文の修正及び撤回)

第5条　候補者は，既に提出した掲載文を修正しようとするときは，修正した掲載文及びその旨を，撤回しようとする時は，その旨を，それぞれ様式第3号又は様式第4号により委員会に申請しなければならない。

(掲載順序のくじ)

第6条　条例第4条第2項の規定による掲載の順序を定めるくじを行うべき日時及び場所は，委員会があらかじめ定めて告示するものとする。

(選挙公報の様式及び印刷)

第7条　選挙公報は，様式第5号又は様式第6号に準じて作成するものとする。

(校正後の掲載文の掲載)

第8条　候補者が死亡し，又は候補者たることを辞した場合(公職選挙法(昭和25年法律第100号。以下「法」という。)第91条第1項又は同法第103条第4項の規定に該当する場合を含む。)においては，当該候補者の申請に係る掲載文の掲載は，中止しないことがある。

(掲載文等の返還)

第9条　候補者から提出された掲載文及び写真は，第5条の規定による修正又は撤回の場合を除くほか，いかなる場合においても返還しない。

(選挙公報の訂正)

第10条　選挙公報の印刷に誤りがあるときは，告示により訂正するものとする。

(選挙公報の余白の利用)

第11条　委員会は，選挙公報に余白がある場合は，その部分に選挙に関する啓発，周知等の事項を掲載することができる。

(その他)

第12条　この規程に定めるもののほか，選挙公報の発行に関し必要な事項は，その都度委員会が定める。